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導入事例

勤怠システム導入で失敗する5つの共通パターン

監修: 内山 美央 / 更新日: 2026-04-08

導入前の要件定義不足と運用設計の曖昧さが定着失敗の主因。現場で実際に起きている5つのパターンを社労士が解説します。

勤怠システム導入の失敗の多くは、システム機能ではなく運用要件の定義不足から起こります。打刻ルール・締め処理・残業承認フローを先に確定させずに契約を進めると、現場で運用が回りません。

パターン1: 現場ヒアリング不足。管理部門だけで要件を決めて、現場の実態に合わないシステムを選定するケース。

パターン2: 就業規則とシステム設定の乖離。就業規則の改訂とシステム設定を別プロジェクトで進めると、整合性が取れず監査で指摘を受けます。

パターン3: 導入後の教育不足。管理者研修だけで現場説明会を省くと、打刻忘れや承認ミスが多発します。

パターン4: レポート設計の後回し。月次で見たい指標を事前に洗い出していないと、導入後にカスタムレポートの再設計で工数が膨らみます。

パターン5: ベンダー任せの設定。初期設定をベンダーに丸投げすると、自社要件に合わない既定値が残りやすく、将来の拡張で負債になります。

これらを回避するには、要件定義フェーズに社労士を入れて、就業規則・運用フロー・システム設定を同じテーブルで議論することが有効です。